夏の終わりに「肌がくすんだ」「毛穴が目立つようになった」と感じる方は多い。紫外線は肌の表面だけでなく、真皮のコラーゲン繊維にまで影響を与えます。白檀(サンダルウッド)は古くからアーユルヴェーダや漢方で皮膚の炎症を鎮めるために使われてきた素材で、現代の研究でも抗酸化作用が確認されています。
紫外線が肌に与える二段階のダメージ ¶
紫外線によるダメージは即時型と遅延型の二段階で起きます。即時型は日焼けによる赤みや熱感で、数日で収まります。遅延型は数週間から数か月かけて現れるメラニンの蓄積やコラーゲンの変性で、こちらが「くすみ」や「シワ」として認識されます。夏のフェイシャルケアは、この遅延型ダメージへの対処が主な目的です。
白檀精油の成分と肌への作用 ¶
白檀精油の主成分はα-サンタロールとβ-サンタロールで、抗炎症作用と保湿作用が研究で報告されています。肌への浸透性が高く、少量でも効果が持続しやすい特性があります。当サロンで使用する白檀フェイシャルオイルは、橘 誠一氏が2018年に調合したもので、有機アルガンオイルをベースにしています。
スチームとリンパドレナージュの組み合わせ ¶
白檀フェイシャルの施術では、まずスチームで毛穴を開いてから、白檀オイルを使ったリンパドレナージュを行います。スチームの温度は顔から30cm程度の距離で約40度になるよう調整しています。毛穴が開いた状態でオイルを塗布することで、成分が角質層に届きやすくなります。
施術の頻度と自宅ケアの組み合わせ ¶
夏の間は月に1〜2回の施術と、自宅での「白檀フェイシャルオイル」の使用を組み合わせることをお勧めしています。自宅では夜の洗顔後に2〜3滴を顔全体になじませるだけで十分です。朝の使用は紫外線との相互作用が起きる可能性があるため、夜専用としてください。
夏の肌ケアについてご相談がある場合は、初回カウンセリングで担当セラピストにお伝えください。ホームケアコレクションの白檀フェイシャルオイルも受付でご覧いただけます。